30代リウマチの症状を改善した習慣

初めまして、私は9年前、関節リウマチを患い、長く苦しい生活を送ってきました。あまりの辛さに自殺まで考え、絶望の淵に立っていました。しかし私は今、この病気を克服しました。医者にも薬にも頼らず、自力で健康を取り戻す事が出来ました。

もし…過去に戻れるならば…

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今回からは、

『やる気を上げる方法』

についてお話します。

前回までは、

継続する力をお伝えしてきましたが

今回はその継続するときに最も必要な

『やる気』

についてお話します。

毎日関節が痛くて不安になり、

『この先どうなってしまうのか?』

と考えれば自然と気持ちが下がり…

何も行動できなくなってしまうものです。

私自身そうでした…

時には、

『よしやるぞ!』

と思っていたとしても毎日、

その気持ちを持ち続ける事は難しいものです。

目の前にあるその痛みで下がった気持ちを

やる気に変える事は正直、、

カンタンではありません。

ですが、

不安や恐怖を感じる気持ちを

軽減する事やその落ち込んだ気持ちを

受け入れて好転させていく事は

出来るようになります。

私はリウマチと診断されかなりショックで

精神的に参っていました。

しかし、

今回からお話していく方法を知り

やる気がない時でも…

気分が悪い時でも…

落ち込んでいる時でも…

前向きな気持ちを持つ事ができ、

しっかり目標に向かって進んで行く事が

出来ました。

今までいろいろな習慣や方法を

お話してきましたが、

ここで少し私の過去の話をさせて下さい。

・・・

 

不信感から…

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私は9年前にリウマチと診断され

初期症状が出てから6年の間、

苦しくて辛い闘病生活を過ごしてきました。

当時はまだ29歳で、

幼い息子と妻の3人で生活をしていました。

ある朝、

背中の突っ張る感覚と左アゴが痛み

今思えば…

それがリウマチの初期症状でした。

もちろんその時は、

『ただの筋肉痛か寝方が悪かったのか?』

としか、思っていませんでした。

それまで病院を何件も周り、

ようやく専門医のいる病院でリウマチと

診断されました。

そしてその病院に行くことになり、

最初の診察で両肩に注射を打たれ…

私の通院生活が始まりました。

当時は、

メトトレキサー

フォリアミン

プレドニン

という名前の薬を処方され

頭痛や吐き気の副作用に悩まされました。

そして、

CRPと言う炎症反応を表す数値が徐々に上がり

最終的に高額な点滴治療を勧められました。

しかし…

経済的に余裕がなかった私は、

その高額な点滴治療を受ける事が

出来ませんでした。

『貧乏人は死ねと言うことか…』

そんな思いを持って、

毎日苦しくて辛い副作用と高額治療を

進める病院に不信感を抱くようになって

いきました。

そして、

私は病院を離れる決意をしました。

 精神的にも不安定な状態でしたし、

副作用で肉体的にもボロボロの状態でした。

病院を離れた私ですが、

薬での副作用は無くなったものの

『これからどうしていこう…』

とすごく不安でした。

ただ…

病院に対する意地だけが私の中にあり、

『自分でなんとかしなければ…』

とも思っていました。

しかし、

徐々に関節の痛みは全身へと広がり

リウマチ初期の症状から2年が経ち、

両足のヒザ、足首、足の指の激痛で

歩行が困難になって行きました。

さらに、朝のこわばりもひどく

ベッドから起き上がるのに

1〜2時間かかりました。

寝返りも打つことができず

布団さえ払うことができませんでした。

両手の手首と第2と第3の手足の指、

その関節が痛み歯磨きさえする事も

出来ませんでした。

お風呂はもちろんカラダを洗う事が

出来ませんでしたので、

シャワーをかけるだけで精一杯でした。

服を着替えるだけで30分も掛かるので

お風呂に入るのも嫌でしたし数日間、

着替えることも…

お風呂に入ることも…

しなかった時期が多くありました。

トイレに行くために、

椅子から起き上がるのが嫌で

おむつを考えたことも正直ありました。

普段の生活では、

部屋のドアノブを回せないので

両腕でドアノブを挟んで回したり…

ゴムを掛けて引っ張ったりと…

工夫もしました。

家族で出かける際は、

知人を避けるためになるべく遠くの

スーパーへ行き買い物をしました…

大きなスーパーに行けば、

そこに置かれている車椅子に

何度も頼ろうとした事もありました。

しかし、

車椅子に乗っている自分の姿を想像し

『こんな姿にはなりたくない!』

と必死に抵抗し、気力を振り絞って

壁を伝いながら必死に歩いたり…

精一杯、痛みを隠しながら歩く練習を

していました。

人前で痛々しい姿をさらけ出す事が、

家族に迷惑をかけていると思い

次第に孤独になっていきました。

『もう死んだほうがいい』

と毎日のように自殺を考え

だんだん…

うつ病になっていきました…

・・・

 私はこのような状態で、

長く苦しい闘病生活を送ってきました。

正直、病院に行って薬をもらって

生活していれば…

このように6年間も苦しまなくて

良かったと思います。

正直、バカだと思います。

ただ…

『一生、薬漬けの人生は嫌だ!』

『薬の合併症が怖い…』

という強い思いもありました。

なので、

必死に勉強して多くの知識を得る事が

私の小さな原動力になっていきました。

その中でも特に、

『気持ちを変える』

という部分はかなり重要です。

気持ちが落ち込んだ時に、

その気持ちを受け入れ好転していく…

もし9年前に戻ることができるなら、

きっともっと早くリウマチを治すことが

出来たと思います。

今回は長くなってしまったので、

次回から、

『やる気を上げる』

その具体的な方法についてお話します。