リウマチの食生活 7
今回は、
『食べない習慣3』
についてお話します。
あなたは「あぶらモノ」は好きですか？
あぶらモノには
天ぷらやから揚げなど多くの
植物性の油を使って高温で調理する
ものや、動物性の脂（牛脂やラード）を
使って調理するものがあります。
あぶら『油・脂』は基本的に体内で
酸化しやすいので、できる限り
避けたいモノです。
例えば、
植物性油の高温での調理は、
あぶらを温めることによって
油自体を酸化させますし、
それを食べる事によってカラダに
吸収されてしまいます。
なので、あぶら関係すべてを避けて
いかなくてはいけないのですが、
その中でもとくに、
気にして欲しい事は
『脂を食べない習慣』
です。
血液に付着する…
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脂とは、
『動物性の脂肪』
の事です。
動物性の脂肪とは、
牛の脂である『牛脂』
豚の脂である『ラード』
などの動物の脂分の事です。
鶏や馬、鹿や猪なんかもそうです。
ではなぜ、動物性脂肪を
避けるのか？と言いますと…
動物性脂肪を食べると、
体内で固まってしまうからです。
人間の体温の方が動物の体温に比べて
低いので脂肪分が体内で固まって
しまいます。
固まったその脂は、
体内を循環する血液に付着して、
血の流れを悪くしてしまい、
カラダに残った老廃物を溜め込んで
しまうからです。
血の流れが悪くなるという事は、
今まで何度もお話していますが、
カラダ全体に支障が出てきます。
例えば、
冷え性がひどくなりリウマチの
症状でもある関節の痛みが悪化したり、
カラダ全体に栄養が行き届かなくなり
免疫力や病気を治す力が格段に
低下していきます。
もちろん動物性の脂肪を取ることで
カラダは酸化しますので、
あなたの体内から栄養が抜き取られて
しまいます。
ですので、
せっかくカラダにいいものや、
血流を良くするモノを食べたとしても
半減されてしまう結果となって
しまいます。
血の流れを邪魔する
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さらに もう1つお話しておかなければ
ならない事があるのですが、
それは植物性油を加工する際に、
多く含まれる
『トランス脂肪酸』
についてです 。
トランス脂肪酸はおもに、
「マーガリンやショートニング」
に含まれています。
ショートニングやマーガリンを
使用するモノの代表に挙げられるのは
『パン』
です。
トランス脂肪酸は、
体内に悪玉コレステロールを増やし、
心臓病や免疫機能やアレルギーなどに
悪影響があると世界的に報告されて
いますし、トランス脂肪酸の摂取量が
多い人ほど体内で炎症反応がおきる事も
報告されています。
もちろんリウマチは、
免疫機能の誤作動による
『リウマチ性疾患』。
免疫とは深く関係があります。
ましてトランス脂肪酸を摂取する事に
よって悪玉コレステロールが増えます。
悪玉コレステロールが過剰に増えれば、
血の流れをジャマをします。
その結果、血の流れが悪くなります。
・・・
体内で固まり血の流れを悪くして
カラダからミネラルやビタミン、
カルシウムを奪う
『動物性脂肪』
そして血の流れを悪くして、
免疫機能に悪影響を及ぼす
『トランス脂肪酸』
意識の弱い人間
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多くの情報では、
『肉や揚げモノはダメ！』
と口を揃えて言っています。
ですが正直私は、
肉も揚げモノも完全に断ち切ることは
しませんでした。
その理由は、
私はそれほど
意思の強い人間では無い
からです。
ただ、
マーガリンやショートニングンを
使用していないパンもあります。
動物性脂肪を避けること
トランス脂肪酸を避けること
をだけを意識して食生活を送りました。
もちろん高温で調理する油ものは、
比較的、避けてきましたが
全く食べないという事では
ありませんでした。
よく質問をもらうのですが、
「肉を食べてもいいんですか？」
とか、
「油ものは食べていいんですか？」
などの意見をよく頂くのですが、
肉だって油だって、
人間のカラダには必要です。
結果を変えるには
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ただその本質を理解することが
大切だと私は思います。
そしてその本質を理解することに
よって、
次第に気にする（意識する）ように
なっていきます。
意識するようになれば、
判断ができ、判断が出来れば行動が
変わりはじめます。
行動が変われば
『結果』
が変っていきます。
『動物性脂肪を食べない習慣』
と
『トランス脂肪酸を食べない習慣』
を取り組んで下さい。
