リウマチ食事 3
では今回は、
『食について』
お話します。
食の習慣を見直して、
改善することによって
あなたのカラダは大きく変化していき
『病気を治す力』
が引き出されていきます。
それは私自身が食の習慣を変えて、
病気はもちろん気持ちまでも
大きく改善したからです。
食の習慣
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その食の習慣とは
『日本食を中心とする習慣』
のことです。
戦後の復興と共に
私たちは十分な栄養をとることが
出来るようになりました。
しかし現在では、
コンビニ弁当とか
ファーストフードとか
スナック菓子とか
多量の油を多くつかう料理とか
肉類などを中心に摂る
『食の変化』が進みました。
その結果、栄養のバランスが崩れ
肥満・糖尿病・生活習慣病の人が
急激に増えました。
そして、
それは大人だけではなく子供までもが
高血圧・糖尿病・リウマチなどの症状が
出るまでになってしまいました。
逆に欧米では日本食がブームとなり
「日本型食生活」
として注目されるようになりました。
それはアメリカでは肥満が原因で
心臓病やガンなどの生活習慣病が、
社会問題になり食事と健康に
とても密接な関係がある事が
レポートにまとめられ、
発表されたからです。
理に適う
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私が食についての考えが大きく
変わったキッカケは、
さまざまな病気を 治された人の
共通点には必ずと言っていい程、
『食の改善』
があるという事でした。
毎日の生活の中、
私たちが生きていくためには
『動物・植物・自然』からの
生命と栄養を取り入れていかなくては
なりません。
日本には世界で認められた
「食習慣」があり 、
ご存知のように世界で男女ともに
日本人は「長寿命」である国です。
その長寿命の理由には日本ならではの
環境や気候、素材や調理法など
すべて理に適ったものだからです。
: 日本食は発酵食品が多い
: 旬の野菜、果物、魚などがある
: 動物性のタンパク質(肉食)が少ない
: 食の栄養バランスが良い
など魅力的な食文化なのです。
その中でも得に『旬のモノ』には
その時期にカラダに必要な
栄養とエネルギーが必ず備わって
います。
例えば、
夏のものには、
暑い時期を乗り越えるための
栄養が豊富ですし、
冬のものには、
寒い時期を乗り越えるための
栄養が多くカラダを温めます。
春秋のものには、
カラダのバランスを摂るための
栄養が豊富に含まれています。
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『身土不二(しんどふじ)』
という言葉を知っていますか?
身土不二とは、
“私たちの身体と自然(環境)は
バラバラではない“という意味です。
つまり、あなたのカラダは環境の
良い悪いによっても左右されている…
という事でもあります。
病気とは簡単に言うと、
『自然から離れている』
という事なのです。
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日本食(和食)は、
季節の野菜や魚を中心にして、
素材を生かすために味付けはシンプルで
日本の文化である、
醤油や味噌、ミリンや日本酒などを
使います。
また、シソや生姜などの薬味で素材や
味付けの幅を広げる事も出来ます。
『日本食』は日本人のカラダを支え、
日本の風土に合った文化です。
四季がありその季節 それぞれの
カラダに合った栄養がとれ、
体質や体調のバランスを取ります。
ですので食生活の見直しはまず、
『日本食』を取り入れて下さい。
安心を買う
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最初は簡単に、
旬のものを食べることから、
始められると良いと思います。
そして徐々に、
地元で手作りの無農薬野菜であったり、
味噌や醤油なども手作りで
無添加・減塩を選んでいけば
良いと思います。
私の地域では、
道の駅を始め直売店が多くあり、
毎日食べる野菜や果物などを
よく買いに行きました。
安心があって、生産者や地域が
はっきりしていますし 無農薬のものが
多く揃っています。
値段や形が不揃いですが、
「安心を買う」と心がけて
訪れています。
何よりも季節感があり「旬のもの」を
購入することができますし、
いちいち旬について、
勉強しなくても良いのです。
ポイントは、
少しずつ食習慣を
変えていく事です。
日本食は私にとってリウマチを克服した
重要な習慣です。
『お腹が空いたから食べるではなく、
リウマチをん改善させるために食べる』
ことに重視して下さい。